気功で右脳は鍛えられる?脳と自律神経と潜在意識の意外な関係【新宿区四谷 自律神経専門気功整体上氣元】

「気功をすると右脳が活性化する」
こういった話、見聞きしたことがある方も多いのではないでしょうか。
「右脳を鍛えれば、直感力・創造力・感受性が上がる」という話と気功が結びついて、スピリチュアル系のコンテンツではよく語られています。
正直に言います。
「気功で右脳が鍛えられる」というのは、正確ではありません。
でも、「気功と脳の関係」という話は、あながち的外れでもありません。
「どういうこと?」と思った方、ぜひ最後まで読んでください。右脳・左脳という話より、もっと本質的で面白い話をします。
このページでは、気功と脳・自律神経・潜在意識の関係を、13年・9,000人以上の施術経験をもとに、できる限りわかりやすくお伝えします。
「右脳・左脳」の話、実はかなり盛られています
まず前提として、「右脳=感性・直感、左脳=論理・言語」という話は、科学的には大幅に単純化されすぎています。
1960〜70年代の脳科学研究をきっかけに広まったこの考え方ですが、現代の脳神経科学では「実際の脳機能はそれほど単純に左右で分かれていない」というのが主流の見解です。
直感・創造性・感受性といった機能も、脳の左右が協調して処理しています。「右脳だけを鍛えれば直感力が上がる」という話は、少々乱暴な単純化です。
じゃあ「気功と脳の関係」は嘘なのか?
いいえ、そうではありません。
「右脳を鍛える」という表現は正確ではないけれど、「気功が脳の状態に影響する」というのは本当のことです。
ここからが、上氣元らしい話になります。
気功が脳に与える本当の影響
気功整体が脳に与える影響を、正確に言語化するとこうなります。
「交感神経の過剰な興奮を鎮め、副交感神経を機能させることで、脳がリラックスした活性状態に入りやすくなる」
少し噛み砕きます。
脳には、大きく分けて2つの状態があります。
緊張・覚醒状態(交感神経優位)
集中・判断・危機対応・論理的思考に優れている。ストレス下・プレッシャー下ではこのモードになります。いわゆる「頭がフル回転している状態」です。
リラックス・受容状態(副交感神経優位)
直感・創造性・感受性・アイデアの結合に優れている。ぼーっとしているとき・入浴中・自然の中にいるときにこのモードになりやすい。アルキメデスがお風呂でひらめいたのも、このモードです。(笑)
「右脳的な能力」として語られる直感や創造性は、実はこの「リラックス・受容状態」のときに機能しやすい脳の働きです。
そして現代人の多くは、慢性的なストレスや過労によって、交感神経が優位な状態から抜け出せなくなっています。
つまり「右脳が機能しにくい」と感じている方の多くは、右脳の問題ではなく、副交感神経が機能できていないことで、脳がリラックス状態に入れていないのです。
気功整体が「右脳的な能力」の発揮に関係するとすれば、それは「右脳を鍛えるから」ではなく、「副交感神経を機能させることで、脳がリラックス活性状態に入りやすくなるから」というのが正確な答えです。
デフォルトモードネットワーク(DMN)という話
少し専門的な話をします。でも、面白いのでぜひ読んでください。
脳には「デフォルトモードネットワーク(DMN)」と呼ばれるネットワークがあります。
DMNとは、何かに集中していないとき・ぼーっとしているとき・内省しているときに活発になる脳の回路です。
このDMNが活発なときに起きることが、実は非常に重要です。
・過去の記憶と現在の情報を結びつける
・自己認識・他者理解が深まる
・アイデアの「飛び火」が起きる
・感情の処理と統合が進む
・創造的な洞察が生まれる
これは「右脳の働き」として語られてきたものと、かなり重なります。
そしてDMNは、脳が「緊張・覚醒モード」にあるときは抑制されます。常に何かに集中し続け、常に交感神経が優位な状態では、DMNが機能する時間がなくなります。
「最近、直感が働かない」「アイデアが浮かばない」「なんとなく感受性が落ちた気がする」という方は、DMNが機能できていないサインかもしれません。
気功整体で副交感神経が機能し始めると、このDMNが活性化しやすくなります。
施術後に「施術中にいいアイデアがひらめいた」「なんとなく頭が整理された気がする」という感想をいただくことがあるのは、このメカニズムによるものだと考えています。
潜在意識と右脳的能力の関係
もう一つ、上氣元らしい視点でお伝えします。
「右脳の能力」として語られる直感・感受性・創造性は、実は潜在意識と深くつながっています。
顕在意識(自覚できる意識)は、言語・論理・分析が得意です。これが「左脳的」と呼ばれる働きに近い。
潜在意識(自覚できない意識)は、感覚・感情・パターン認識・身体感覚を処理しています。これが「右脳的」と呼ばれる働きに近い。
「論理では説明できないけど、なんとなくそう感じる」という直感は、潜在意識が膨大な情報を処理した結果として出てくるものです。
ところが、慢性的なストレスや緊張が潜在意識に蓄積されると、この潜在意識の本来の機能が妨げられます。直感が鈍る・感受性が落ちる・創造性が出ない、という状態はここからきていることが多いのです。
気功整体で潜在意識の深い部分の緊張をほぐすことで、潜在意識本来の機能が回復し始めます。「右脳的な能力」が戻ってきたように感じるとすれば、それは潜在意識の機能が解放されているサインです。
気功で変わったと感じる方の具体的な変化
13年の施術経験の中で、「気功を続けてから何かが変わった」とおっしゃる方の変化をいくつかご紹介します。
直感が戻ってきた
「以前は直感で動けていたのに、いつの間にか考えすぎて動けなくなっていた。施術を続けるうちに、また直感で判断できるようになってきた」という方が複数いらっしゃいます。
アイデアが出やすくなった
クリエイティブな仕事をしている方から「施術後の数日間、なぜかアイデアがよく出る」というご感想をいただくことがあります。
感情が動くようになった
「感情が平坦になっていたのに、久しぶりに映画で泣けた」「音楽に感動できるようになった」という変化もよく聞きます。感受性の回復です。
夢をよく見るようになった
睡眠の質が改善すると、夢を見る頻度が上がることがあります。夢は潜在意識が活発に活動しているサインの一つでもあります。
これらの変化は「右脳が鍛えられた」のではなく、「副交感神経が機能し、潜在意識の緊張が解放されてきた」結果として現れていると考えています。
「右脳を鍛えたい」方に、本当に必要なこと
「右脳を鍛えたい」「直感力・創造性を高めたい」という方に、上氣元からお伝えしたいことがあります。
右脳を特別にトレーニングするより先に、こちらを確認してください。
① 慢性的なストレス・疲労を抱えていないか
交感神経が優位なままでは、どんなに「右脳トレーニング」をしても、脳はリラックス活性状態に入れません。
② ぼーっとする時間があるか
DMNが機能するには、「何もしない時間」が必要です。スマホを見続け、常に何かに反応し続けている状態では、脳は整理と統合の時間を持てません。
③ 睡眠の質が確保できているか
潜在意識の整理と回復は、深い睡眠中に進みます。睡眠の質が低い状態では、潜在意識の本来の機能が発揮されにくくなります。
④ 感情を抑圧していないか
感情の抑圧は潜在意識の緊張を深め、感受性・直感・創造性を鈍らせます。感じることを許可するだけで、変化が起きることがあります。
これらが整ってきたとき、「右脳的な能力」は自然と発揮されやすくなります。
こんな方に読んでほしい
□ 直感が鈍くなった・考えすぎて動けない
□ アイデアが出ない・創造性が落ちた気がする
□ 感受性が落ちた・感動しにくくなった
□ 常に論理で考えすぎて、感覚を信じられない
□ 「右脳を鍛えたい」と思って色々試してきた
□ 慢性的なストレス・疲労で脳がくたびれている
最後に
「気功で右脳は鍛えられる?」という問いへの答えは、「右脳を鍛えるというより、脳がリラックス活性状態に入りやすくなる」が正確です。
直感・創造性・感受性は、特別なトレーニングで開花するものではなく、自律神経が整い、潜在意識の緊張がほぐれたときに、自然と戻ってくるものです。
「頑張って鍛える」より「自然と戻ってくる」。
これが、上氣元が13年間大切にしてきた考え方です。
上氣元(じょうきげん)について
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